最近、久しぶりに1日に妊娠数が11名と、10名を超えました。当クリニックの1日の平均妊娠数は4人前後なのですが、このように多くの方が妊娠されると私も元気が出るのです。一方、妊娠反応が出ないと私もがっくりきます。陰性の判定が多いと気持ちも上昇しません。
医師としては、感情の起伏を押さえて、冷静に診療を進めるべきなのかもしれません。ですが、皆さんの求める方向と、私の元気が出る方向は一致しているのですね。しばしば感情が露出してしまうことはご容赦を!
前の2施設で、5回の顕微授精を受けた40歳の方に、体外受精の準備として、卵管造影検査と子宮鏡をして、当クリニックのでの1回目の人工授精をしましたが、これで妊娠されました。当クリニックでも、この方は体外受精が第一選択と認識していますが、やはり、体外受精のみでなく、少しでも可能性を追求する意義も感じます。体外受精を受けている方も、可能性があるならば、体外受精と並行して、それ以外の可能性も併せて追求してみては如何でしょうか。
本日、英会話での診療を必要としましたが、語学の才能がない私には、スマートな英会話は出来ないのです。いつも以上にテンションを上げて、本日も「微笑み返し」と「気合い系の英会話」でまくし立てて終わりました。直後は、テンションが下がった脱力感と、その場を乗り切った達成感と、語学の才能の貧弱さへの劣等感、の混じり合った複雑な表情であろう自分を感じるのです。(また余計な事を言ってしまった)
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