2017年2月26日日曜日

2月の妊娠希望セミナー報告

昨日、2月25日(土)に妊娠希望セミナーを開催致しました。
最近は、カップルで参加される方も多くなりました。
皆さん熱心に聞いて頂けたと思います。
但し、私が突然冗談を言っても、思いもよらなかったのか、そのように反応して良いのか戸惑っていたようで、笑顔がこわばっているかたも少なくなかったようです。
皆さん、高橋がスベって、講演後に落ち込まないように、ご協力をお願い致します。















 セミナーでは、妊娠と栄養についても、白井管理栄養士からのアドバイス講演もあります。
炭水化物を控えて、タンパク質をしっかりと摂りましょう。
細胞膜はコレステロールで出来ています。コレステロールは悪いものではないのですよ。卵も1日2~3個食べても良いのです。卵は糖質0なのです。
















セミナーの後は、個別相談をおこなっています。
やはり個別の相談は皆さんに好評です。
診察では、ゆっくりと相談できないのですが、診察ではないので、むしろお話を中心におこなっています。私もこのときは、診察中のテンションとは異なり、お話に集中できるのですね。

セミナーの内容は、皆さん衝撃的であったとの感想が多かったです。
やはり、年齢と妊娠の可能性については、漠然と聞いてはいたようですが、あまり身近には感じてなかったようです。
2014年の日本産科婦人科学会の統計を紹介致します。
35才までは、妊娠率はあまり変わらないのですが、35才ぐらいから急速に妊娠率が低下するのですね。
したがって、当クリニックでは、37才ぐらいの方にはARTをお勧めしているのです。


2017年2月24日金曜日

書籍「不妊治療Q&A」 発刊しました!

皆さんへの大きなお知らせです!
私、
「専門医が答える 
   不妊治療Q&A」   を幻冬舎より発刊致しました。(1,300円)

1999年に高橋ウイメンズクリニックを開業して間もなく、高橋ウイメンズクリニックのホームページで、皆様からの質問にお応えする、「掲示板」を続けてまいりました。
この間の数万件の質問と回答のやりとりを、今回書籍として発刊致しました。
内容は、様々な質問の中から、重要な質問を選別して説明をしております。
1昨日の2月22日に発売されました。
実は、掲示板の書籍化の構想は5年前にもあったのですが、当時は私の努力不足でポシャってしまった前科があったのです。今回、幻冬舎さんの強いサポート、愛?の鞭 、があり、めでたく発刊することが出来ました。愛の鞭で腫れあがった背中や体中のアザ?をさすりながら、皆さんにご紹介する文を書いております。
是非皆さん、手にとって読んでみて下さい。


2017年2月21日火曜日

年間1,000例妊娠の記念食事会、花束をありがとう!

年間妊娠1,000例達成の食事会を開催致しました。
開院後、18年間で初めて妊娠1,000例を達成できたのですね。
長いようで、18年はあっと言う間のことでした 。

人工授精は、100~150例の妊娠で推移してきましたが、昨年は184例と最も多く妊娠しました。
2010年は、951例とそれまでは、最多妊娠数でしたが、翌年は東日本大震災により、被災地の千葉県でも大きな影響を受けて、来院者数、体外受精数も減少し、妊娠数がかなり減少しました。回復するのに2~3年かかりました。

2012年からは、ART関連での妊娠数が上昇したのは、ARTがかなり受け入れられて、早期からARTを希望される方が多く、通院患者さんも、ART希望の方を優先に受け入れていたことが関係しているのかもしれません。
昨年は、一昨年よりも150例も妊娠数が上昇したのは、凍結胚移植の数の増加が大きく影響していると推測されます。







1,000例の記念食事会では、職員より花束を頂きました。
みんな、気遣いありがとう!
食事が始まると、18年の軌跡(奇跡?)の私の話は、誰も聞いてないではないか~!
何はともあれ、食後の集合写真です。









最後は、がんばるぞ~!の気合いを込めたこぶしポーズです。
誰だ~!がっちり稼ぎますぞ~ポーズの人は?
日曜朝の「ガッツリマンデー」ではなーい!
それ「がっちりマンデー」ですが、、、、

2017年2月16日木曜日

2月に入り、1日10例を越える妊娠数、連発

先週は、妊娠数が好調でした。
1日妊娠数が、11例と10例と、10例以上の妊娠数の日が2日間あったのです。
1週間で2日は初めてかもしれません。
凍結胚移植の数が増加したことと、凍結胚移植の妊娠成績が上昇したことが要因です。
今後は、凍結胚での妊娠がいっそう増加していく見通しです。
今年の妊娠数は1200件、月間平均妊娠数が100例を目標としたいと思います。
今年もがんばるぞう!スタッフの皆さんがんばって行きましょう。





2017年2月13日月曜日

赤ちゃんが欲しい 2017年春号に、記事が載りました!

雑誌「赤ちゃんが欲しい」2017年春号が発売されました。
今回、私の担当記事も掲載されましたので、ご紹介致します。
皆さんも是非見て下さいね。院内には、何冊か待合室においてありますのでご覧下さい。



























今回私が担当したのは、人工授精から体外受精にステップアップするタイミングや目安です。
一般的には、人工授精を5~6回受けて妊娠しない場合には、その後同じ方法で妊娠する可能性はかなり低くなります。
したがって、その後は体外受精も考える必要があるのですね。
ただし、いくつかの注意点が必要です。

1)しっかりと子宮卵管造影検査をうけており、卵管の通過性を確認できているか?
しばしば、卵管の検査を受けていなかったり、通気、通水検査で済ませてしまっている場合があるのです。通気、通水は、片方でも通っていれば通過性ありとされますし、卵管の癒着はわかりません。しっかりと子宮卵管造影検査で、両側卵管を確認しておく必要があるのです。

2)可能ならば、子宮鏡検査も追加して受けておくと安心ですね。

3)自然周期の人工授精のみでしたらば、クロミッドやHMG注射での排卵誘発をおこなうと、妊娠率が上昇します。ただし、多胎妊娠率も上昇することも理解しておく必要があります。



























これらをおこなっても妊娠しない場合には、体外受精をお勧め致します。

一方、人工授精でも体外受精でも、禁欲期間が長いほど、成績は低下します。死んだ精子がたくさん混ざった濃い精液よりも、多少薄くても新鮮な精子がいる精液の方が妊娠しやすいのですね。
したがって、人工授精や体外受精の前日や前々日にも、性交渉を持って良いのですよ。
どんどん交渉を持って下さい。




























体外受精の合間に、自然妊娠したり、人工授精で妊娠されることも珍しいことではありません。
「体外受精始めたら、それ以外は効率悪く無駄かも」などと考えるのは間違いです。体外受精をしても、タイミングや人工授精も併用しても良いのですよ。
少しでも妊娠率が上がるようにするには、性交渉をどんどん持つ方がよいのですね。