2015年6月7日日曜日

JISARTシンポジウム参加報告(JIASRTの保証するものとは?)2015年6月

高橋ウイメンズクリニックも属している、JISART(日本生殖補助医療標準化機関)のシンポジウムに参加してきました。毎年、参加27施設の持ち回りで、全国のJISARTメンバーでシンポジウムを開催しているのです。
培養室、ナース、医事/受け受け部門ごとの研修、討論会や、写真のような講師を招いての全体講演会、討論会などを開催しているのです。
やはり、JISARTのメンバーはしっかりと診療に取り組んでおり、私のみでなく、当クリニックからの参加職員も毎回よい刺激を受けています。
 
今回の見尾理事長の挨拶でも強調されていましたが、世の中にはすばらしい設備を持った施設は数多くありますが、JIASRTの最もよいところは、お互いの審査制度による「診療の質の高さ」を維持していることなのです。3年毎に、JISARTの審査実施規定に基づいて診療内容にも細かくチェックが入ります。技術のみでなく、患者さんの立場からの審査も入るのです。これにより、非常に高い生殖医療のレベルを維持されているのですね。
 

JIASRTの提供しているのは、「豪華な設備の保証」ではなく「質の高い生殖医療の維持システム」なのです。

 皆さんもJISARTのホームページを訪れてみて下さい。
どのような、広く細かい審査がおこなわれているか、垣間見ることができますよ。
今後も継続して研鑽を積んでいきます。

 
 


2015年6月6日土曜日

2015年5月の妊娠数

2015年5月の妊娠数が出ましたのでご報告致します。

GWの休みもあり、通常よりも少ない妊娠数でしたが、5月の妊娠数としては最も多い数でした。

2015年 5月の妊娠数 72例 

ART妊娠    51例    (内訳:  IVF 11例  ICSI 4例    凍結胚移植 36例) 

 AIH妊娠    13例     

その他一般不妊治療   8例  (タイミング、クロミフェンなど) 

5月までの妊娠数は408例であり、年間妊娠数1,000例のペースを維持しています。

このままのペースを油断せずに継続していきたいと思います。