2013年11月16日土曜日

生殖医学会参加報告(2)ART難治症例に対する戦略

さすがは塩谷先生!
体外受精でも妊娠が難しい方への対策を明確に整理して示して下さりました。

42歳以上の方には、

胚盤胞より初期胚移植の方が良い

顕微授精よりも体外受精の方が良い、

凍結胚より新鮮胚移植の方が良い、

禁欲期間は2日以内が良い

などでした。

体外培養自体、凍結/融解自体がストレスであり、抵抗力が落ちている卵子へ出来るだけストレスをかけない方が良い、との方針なのです。
様々な考えもありますが、私はこの考えを支持します。
今後、当クリニックでもこの方針で皆さんに体外受精の方法を提案していきたいと思います。

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