2015年6月7日日曜日

JISARTシンポジウム参加報告(JIASRTの保証するものとは?)2015年6月

高橋ウイメンズクリニックも属している、JISART(日本生殖補助医療標準化機関)のシンポジウムに参加してきました。毎年、参加27施設の持ち回りで、全国のJISARTメンバーでシンポジウムを開催しているのです。
培養室、ナース、医事/受け受け部門ごとの研修、討論会や、写真のような講師を招いての全体講演会、討論会などを開催しているのです。
やはり、JISARTのメンバーはしっかりと診療に取り組んでおり、私のみでなく、当クリニックからの参加職員も毎回よい刺激を受けています。
 
今回の見尾理事長の挨拶でも強調されていましたが、世の中にはすばらしい設備を持った施設は数多くありますが、JIASRTの最もよいところは、お互いの審査制度による「診療の質の高さ」を維持していることなのです。3年毎に、JISARTの審査実施規定に基づいて診療内容にも細かくチェックが入ります。技術のみでなく、患者さんの立場からの審査も入るのです。これにより、非常に高い生殖医療のレベルを維持されているのですね。
 

JIASRTの提供しているのは、「豪華な設備の保証」ではなく「質の高い生殖医療の維持システム」なのです。

 皆さんもJISARTのホームページを訪れてみて下さい。
どのような、広く細かい審査がおこなわれているか、垣間見ることができますよ。
今後も継続して研鑽を積んでいきます。

 
 


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