2015年8月19日水曜日

新クリニック紹介(その2)

新クリニックのご紹介、第2弾です。
 
待合室の側面には、スタッフが努力して取得した様々な認定証を掲げました。

臨床遺伝専門医、生殖補助医療胚培養士、臨床エンブリオロジスト、不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター、など、努力の結晶です。

私も、生殖医療専門医、ベストドクター(2014-2015)、産婦人科内視鏡学会技術認定医(子宮鏡)、抗加齢学会専門医、などの資格をとりました。また施設も、JISART認定施設、ISO9001認定、生殖医療専門医認定研修施設、などの施設認定も受けています。

是非、皆さんも眺めてみて下さい。
 
 


中待合は、診察室周りの広い廊下にありますが、明るく小さなテーブルもおいてあります。カップルでもゆったり座れますよ。ここだけ見ると、ちょっとしたラウンジのようでしょう。

 
 
クリーンルームに隣接する検査室です。精子のカウントや処理、培養の下準備などをおこないます。広いガラス張りであり、明るく広い、開放的な空間を感じられますし、お互いの動きも把握しやすく看護師さんとの連携もとりやすくなることを意図しました。良い環境で良い成績を皆さんに提供し合いと思います。
胚培養士を目指す方、看護師さん、明るい職場だと思いませんか?ご一緒にがんばりませんか?ご応募を歓迎します。
 


クリーンルームは今までの2倍の広さとなり、培養器も増やして「完全個別培養」を実現しました。これにより、卵子、胚を空気中に出すことを極力少なくすることが可能となり、成績の向上を期待されます。


手術室です。今回は手術室もヘパフィルターの空調を装備し、準クリーンルーム化を実現しました。

 

X線撮影装置です。不妊症検査での、卵管造影検査のみに使用するにはやや贅沢かもしれません。しかし、これは当クリニックの診療姿勢の一翼を担う大事な機器なのです。
当クリニックでは、女性の不妊原因として最も多い卵管因子の検査を重要視しています。卵管造影検査では、痛みを少なくするために透視しながら、かつ連続で撮影できます。卵管造影検査は、「とても痛い」と聞いて、怖がる方が多いのですが大丈夫ですよ。
また、子宮と卵管の境がつまっている、卵管間質部閉塞では、そのまますぐに、「選択的卵管造影開通術」をおこなえます。これにより、50%はその場で開通します。(約3万円)「選択的卵管造影開通術」をおこなっている施設は日本でも非常に稀です。
選択的卵管造影開通術でも開通しなければ、卵管鏡下卵管形成術(麻酔下の日帰り手術)が必要になります。保険が適応されますが、自己負担は片方で20万円かかります。したがって、選択的卵管造影開通術で開通するならば、その方が時間も費用も少なく済むのですね。
 


採血スペースです。必要に応じて、採血してすぐにホルモン検査をする事が可能になっています。3人同時の採血にも対応できます。



メンズルームです。最近は必ずしもクリニック内で精子をとらなくても良いのですが、遠方の方は利用されています。やや殺風景なので、大きな女性のポスターを貼ろうかと提案しましたが、即座に職員から却下されました。セクハラではないぞ~~。

 
安静室のベッドは10ベッドです。6階ですので、ロールカーテン越しに外のあかりも差し込み、明るい室内となっています。ベッドは、前クリニックと同様に、転落事故防止で低いタイプにしてあります。比較的ゆったりとしたスペースが確保できました。
 
 
完全個室は2部屋あります。カウンセリング、栄養相談、その他、厳格なプライバシーが必要な場合などに頻回に使用されます。

 
 注射や説明などに使用される半個室です。今回はできるだけ個別化を出来る様にしています。
 
 
 
皆さん如何でしょうか。新クリニックを垣間見ることができましたでしょうか?
それでは、新クリニックで皆さんに良い生殖医療を提供できるよう、スタッフでお待ちしております。
 
 
 

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