2016年2月21日日曜日

臨床心理士、小倉智子さんのテレビ出演

当クリニックでカウンセリングを担って頂いている臨床心理士の小倉智子さんが、2月13日のNHK番組に出演しました。週刊「フカヨミ」という番組です。
早見優さん、田村亮さん、とも一緒だったそうですが、小倉さんのホームページも見てあげて下さい。
良い経験だったと思います。私もそのような機会があればな~、と思いますが、一方で怖いですね。多分、何も話ができないと思います。見学で、その場にいる程度が適当ですね。

さて、内容が肝心ですね。「不妊治療 理想と現実」という内容です。
不妊カップルは、6組に1組であること。1年間の体外受精が36万件であること、などが紹介されました。不妊カップルは、現実の不妊治療には、いつ終わるかわからない不安、経済的な負担、を伴います。
不妊治療を終了した、漫画家の堀田夫妻の、実際に経験された方の話は重いものがありますね。ただ、いやな思いがあり、あんな医者のところに行きたくない、との表現は残念でした。このようにならないように、私たちもちゅういする必要がありますね。
一方で、年齢とともに妊娠できる可能性が下がり、45歳ではお子さんを得られる確率は0.8%とのデータが示されていました。45歳の方は、体外受精を平均150回位受けて、やっとお子さんが得られるかどうか、という事になります。当クリニックでも、最高年齢が46歳出産です。やはり45歳以上は0ではないのですが、現実的には非常に厳しいのですね。
小倉さんの関連では、「子供がいる家族が幸せ」のイメージであり、それ以外のことは、「幸せイメージ」になっていないことで、苦しみが始まるとのことでした。
考え方で、不安や苦しみが軽減されることは多いようです。
みなさんも、不安なままで一人で苦しむよりも、小倉さんに相談してみて下さい。

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