2014年4月24日木曜日

日本産婦人科学会参加報告2014年4月

去る4月20日、日本産科婦人科学会第66回学術講演会に参加してきました。
今回は東京フォーラムでの開催です。
今回は、縁があり、Dr. Sedar E. Bulumご家族とも交流する機会を得ました。今回、産婦人科学会から招聘されて、今回の学術講演会で、講演をなされました。生殖内分泌、子宮筋腫の原因の究明などで有名な、アメリカ・シカゴのNorthwestern Universityの教授です。
私の参加の証拠写真、セルフィッシュ?も取りましたが、非常に残念なのが、手をいっぱいに伸ばして撮影したものの、ほとんど自分の顔で、証拠となる背景がほとんど映りません。残念の極みです。また会場では、笑顔を作れませんでした。周辺に産婦人科医がいっぱいいる中で、一人で笑顔を作って写真を撮ることがいかに難しいか、ご理解下さい。



 
学会場を出て、KITTEの空中庭園から東京駅をバックに、笑顔を作って撮影しましたが、結局のところあまり変わりませんね~。残念~~。
 
さて、前置きはこれくらいで、今回の皆さんへのご報告です。
 
①PCO女性に、レトロゾール(フェマーラ)を使用すると、1.1~1.6個の卵子がとれ、胚盤胞まで成長したならば、胚移植あたりおよそ50%の妊娠率が得られた。・・・胚移植するまで、キャンセルが半分以上あると思いますが、試してよい方法と言えます。
②40歳未満のAMH<0.1の方では、約半数の方に、甲状腺の自己抗体陽性でした。閉経にも関係しているようで、今後当クリニックでも検査してみたいと思います。
③琉球大学の報告では、採卵後6日目の胚盤胞は、5日目胚盤胞と同等の妊娠率であったが、流産率が高い傾向にあった。・・・当クリニックでも、5日目、6日目の胚盤胞での妊娠率に差はありませんでした。
 
他にも、もう少し調べてから、導入してみたい薬もありました。
その際には、また皆さんのご協力をお願い致します。
 
 
 

0 件のコメント :

コメントを投稿