2014年7月6日日曜日

産婦人科内視鏡学会、技術認定医(子宮鏡下手術)、更新認定を受けて

日本産科婦人科内視鏡学会、技術認定医の更新が認められ、7月1日付けで、技術医認定証が届きました。
7月6日での産科婦人科内視鏡学会ホームページで確認すると、千葉県では技術医認定医は11名です。個人クリニックの技術認定医は当クリニックのみで、他の10名の先生方は、名だたる病院の先生方です。産科婦人科内視鏡学会のホームページに公開されていますので皆さんも訪れてみて下さい。
内視鏡学会の認定には、腹腔鏡下手術と子宮鏡下手術の2種類があります。当クリニックでは腹腔鏡下手術はおこなっておらず、子宮鏡下手術の技術認定です。
実は、子宮鏡下手術の認定の審査には、子宮内膜ポリープ手術は含まれません。粘膜下筋腫摘出術、子宮中隔切除術、子宮内腔癒着剥離術などの比較的難しい手術の多数の経験が必要で、子宮鏡下手術数を満たすこと自体、結構大変です。それ以外にも、学会発表・論文・論文査読、などの実績が必要なのです。
当クリニックでは、昨年100例以上の日帰りの子宮鏡下手術をおこなっております。不妊症の方の子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫などはかなり多いのですね。皆さんもなかなか妊娠しない場合には不妊症検査として子宮鏡検査も是非受けてみて下さい。超音波検査だけでは判らない場合もしばしばあるのです。また、卵管鏡下卵管形成術もおこなっています。この手術をおこなっている施設も千葉県では数少ない(たぶん当クリニックを入れて1~2カ所?)と思います。
千葉県での当クリニックの任務もしっかりと認識して、小さなクリニックではありますが、今後も技術認定医の信頼を汚さぬように、皆さんに不妊症治療としての内視鏡手術を提供していきたいと思います。

 


0 件のコメント :

コメントを投稿