2015年5月27日水曜日

AMH<0.1、40歳の方の妊娠例

40歳、AMH<0.1の方の妊娠例です。
半年前にはAMHは0..22でしたが、半年後にはAMH<0.1となりました。
生理3日目の超音波検査では、小卵胞が数個認められました。
クロミッド-HMGで誘発し、3個採卵、3個受精、2個胚移植し妊娠。1個は胚盤胞に成長し保存。
サプリメントは、DHEAとアシストワンを使用。
この方はAMH<0.1でしたが、AMH<0.1は卵胞が1個と決まっているものではありません。
その周期に採卵できる数は、むしろ生理中の超音波検査でみた小卵胞数が有用かもしれませんね。
人間はいつも同じ状態、ではありません。
AMH<0.1を固定的にとらえずに、その周期の状態を見て排卵誘発を選択してはいかがでしょか。

0 件のコメント :

コメントを投稿