2016年2月11日木曜日

AMH<0.1での、初回AIH妊娠例

30歳代後半のかたで、初回のAIHで妊娠された方がいらっしゃいました。
来院時、すでのにAMH<0.1で、40歳前でしたので、すぐに体外受精も予定しました。
当クリニックでは、体外受精の方にも、卵管水腫の有無の確認も含めて、卵管造影検査をおこなっています。この方はAMH<0.1に加えて、右卵管が閉塞していました。
翌周期にIVFを予定した、HSG直後の自然周期で、初めてのAIHをおこないました。
そして、この周期で妊娠し、卒業となったのです。
AMH<0.1は、妊娠しにくいことを示しているのではなく、残されている卵子、不妊治療に残されている時間、を示しているのですね。
また、すこしでも妊娠の可能性を上げるためには、一般不妊治療も並行しておこなう意義も時間された例です。

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