2013年12月25日水曜日

低温期のままでの妊娠例。基礎体温表で判断できない妊娠。

以下のような低温期のままで妊娠反応陽性(HCG 1000)、胎嚢が8mmの方がいらっしゃいました。40歳以上、AMH<0.1、自然妊娠です。黄体ホルモンは、1未満であり、黄体ホルモンでも基礎体温表でも、とても妊娠しているようには見えませんでした。不正出血があるので、妊娠反応をおこなったらば陽性であった症例です。
医師の間では、「女性をみたら妊娠と思え」と教えられます。特に子宮外妊娠では、見逃すと命に関わるので、とても重要な教えであり、過去には私も痛い目に遭っています。
今回は、この基礎体温表をみると、単なる不正出血にしか見えません。超音波検査で小さな胎嚢のエコー像が見えたので妊娠反応をして、陽性であり驚きました。




基礎体温表で低温期であっても、妊娠を否定は出来ないのですね。出血がある場合には、超音波検査と妊娠反応は必須であることを、再度思い出しました。
今後、基礎体温表が低温期であっても、妊娠反応を見ることにご協力をお願い致します。

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